製品&サービス
SAC/25
メール環境を多角的な視点で分析・改善するコンサルティングサービス
メールを取り巻く環境の変化
2019年におけるサイバー犯罪において、その約半数がビジネスメール詐欺(BEC)であり、被害総額は17億7655万ドル(約1950億円)と言われています。
電子メールを取り巻く環境は日々変化し続けており、メールを送信する側も受信する側も、新たな内容・手法による脅威の発生と、それに対応した新たな対策の登場が繰り返す、“いたちごっこ”となっています。
一般的に「電子メールは送れば届く」と思われがちですが、実は多くの方のメール環境は脅威に晒されており、それに対してきちんとした対策を取る必要があるのです。
メール環境の改善ポイント
システム管理
サイロ化したお客様のメール環境の情報を整理し、今後のシステム管理に役立つ情報をご提供します。
メール到達性
コンバージョンとも密接に関係するメールの到達性を低下させる要因を分析し、改善活動をサポートします。
メールセキュリティ
最新メールセキュリティ動向をもとに、お客様のメール環境に導入すべき対策をご提案します。
サービスの流れ(※一例)
STEP01
現状調査
現在のお客様のメール環境の情報を頂き、整理致します。
サーバ環境/構成 | サーバ構成や配送経路が分かる資料をご提供いただき、メール環境の現況を整理 |
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配送ログ | ある程度の期間、及び何か具体的な問題が顕在化している場合はその期間のメール配送ログをご提供いただき、メールの配送状況を確認 |
配信メールの種類 | お客様へのヒアリングや配送ログの内容から、配信しているメールの種類(コミュニケーション/通知/広告 等)と、それぞれの送信元/送信先アドレス、送信経路、流量や送信タイミングなどを整理 |
送信ドメイン認証の対応状況 | お客様へのヒアリング、配送ログやDNS設定情報から、送信ドメイン認証の対応状況を確認 |
STEP02
現状分析
現状調査にて整理した情報をもとにして、お客様のメール環境の状況や問題点を分析致します。
システムの設定 | メールサーバやDNS設定に不備がないかを確認 |
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配送ログ | 時間帯/ドメイン/配送経路など複数の観点から現状調査の結果を詳細に分析 |
配信メールの種類 | メールの宛先にて問題のあるメールと扱われやすい形で送信していないかを確認 |
DMARCフィードバック分析 | DMARC/25を利用し、フィードバックデータを収集しその内容を分析 |
分析レポート作成 | 調査/分析結果のサマリを記載した報告書を作成 |
STEP03
改善提案
現状分析の結果から、お客様のメール環境にて実施すべき改善施策をご提案
リスクアセスメント | 分析レポートをもとにして潜在リスクと対処の優先順位などを提示 |
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短期的な改善施策の提示 | 調査/分析結果をもとに、優先度が高くすぐに対処するべき改善施策を検討し、提示 ・システム設定不備の修正 ・改善が必要なメール送信の提示等 |
長期的/継続的な改善施策の提示 | 長期的なスパンで、メール環境を維持していくために行うべき改善施策を検討し、提示 ・システム状況の可視化方法の提案 ・送信ドメイン認証への対応等 |